前回の続きです。
オーガニックと健康とのかかわりを感じるきっかけを得たデザイナー木村が、その後取り組んだことに焦点を当てて、インタビューしました。
Q:前回の記事で、とくにアトピーや敏感肌に対する木村氏の想いを知ることが出来ました。その後お子さんを持つお母さんとして、気をつけていたことはりますか?
「兄がアトピーと戦っているときに私を身ごもった母は、自分にも同じように野菜中心の食事を徹底しました。そのおかげか私は健康そのものに生まれました。そして私自身が息子を授かった時も、母がしてくれたように口にするものは自然素材のものだけに限定しました。育児の間も、お弁当には冷凍食品を一切使わず、飲み物は豆乳や柿茶。そのおかげか息子も幼いころから熱を出したことがありません。私にとって、健康と自然が密接にかかわっていることは身をもって常に感じていることでした」
Q:柿茶というのは初めて聞きました。ご自身もご家族も健康に恵まれた中で、それでもアトピーや敏感肌の方への服作りを目標にするのはなぜですか?
「それはある知人の悩みでした。幼いころの兄同様、アトピーに苦しんでいた彼女の悩みは、気に入った服が安心して着られないこと。そのころすでに食べ物は選択肢が多くあって管理ができるけれど、着るものはまだ選択肢が限られていました。
彼女に、安心しておしゃれを楽しんでもらいたい。
それが、私が縫製業界に入ったきっかけ、そしてオーガニックのブランドを立ち上げた原動力です。
AVVERAのブランドコンセプト『オーガニックコットンで人を笑顔にしたい』はこのようにして生まれました」
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