AVVERAのブランドストーリー
ECサイトオープンと新たなクラウドファンディングへの挑戦を控え、改めて当ブランドの始まりから今に至るまでのストーリーをシリーズでお伝えしていきたいと思います
そこで、以前配布していたパンフレットに掲載していました、デザイナー木村のことばを抜粋いたします
「このオーガニックコットンにたどりついた理由は、私の家族の存在がきっかけでした。
私の兄が生まれつきのひどいアトピー性皮膚炎で、普通の服すら着用出来ず包帯を巻いた状態でしか生活ができませんでした。
悩んでいたある日、母は大阪の素晴らしいお医者様と出会いました。その先生は、投薬せず食事療法など人間本来の自然な力を有効活用した治療法を取り入れられておりました。兄はその先生の元でアトピーを完治したのです。
それからしばらくし、母が50歳を過ぎた頃、膠原病という難病にかかりました。
急性で余命3ヶ月との申告。肺が2/3ほども機能していませんでしたが現代医学による治療と自然療法を行い、母は元気を取り戻しました。
こういった家族の人生を身近で見てきた私も、何か役に立てることはないものかと考え、「体に優しいのは自然な物なもの」という原点にたどり着いたのです
(一部編集※アトピー治療につきましては個人差があります。ご了承ください)
20世紀にはいってから、ひとの生活は劇的に変わりました。
自然そのもののものより、安価で耐久性のある石油由来の製品や化学薬品で生産性をあげたものがまかり通り、それなしでは生活が難しいのが現状です。
しかし、自然そのものの素材は何千年も前からひとと共存し、ひとの免疫力に順応してきた歴史があります。
オーガニックコットンは、「自然そのものの優しさ」が顕著に表れた素材だといえます。そしてその栽培過程は、土地への負担を減らします。私たちがオーガニックのよさを訴えその価値が広まれば、それだけ自然に恩返しができるのです。